待ち合わせ場所にはアサミがポツンと立っていて、小学生の溜まり場と化している公園でも、周りには人がいなかった。 あたしがアサミに近寄ると静かに学校に向かって歩き出したから、早足でついて行くのに精一杯だった。 結局、学校についたのは遅刻二分前。 怒鳴られたりはしなかったけど、入学式が終わってから長々と説教された事は覚えてる。 アサミの怒りが爆発したのは帰宅途中。 アサミが喋ってくれないことに不安が募って、あたしから話しかけることにした。 「あの、アサミーーーーー…」