「僕はさっきも言ったけど、キョウね」
「髪が茶色いのがユウトで、黒色はソウ。で、黄色がリクで銀色がルイ」
「で、金色が知ってると思うけどマナト」
…覚えずらい!!
なんかキョウが一気に名前言うから、みんな同じ名前に聞こえたし。
まあ、なんとなくはわかったからオッケーだ。
「それで、こっちナオちゃん。マナトの幼馴染み」
「あ、全員呼び捨てでいいから」
なんであたしとマナトが幼馴染みだって知ってんの?と聞こうと思ったけど、やめた。
てゆうか、呼び捨てにしていいのかどうかをなんでキョウが決めてんの?
別にこれはどうでもいいから聞かないけど。
「…どうも。」
とりあえず挨拶しとく。
「ナオちゃん、よろしくね!」
返事してくれないかと思ってたら、ユウトが返事をしてくれた。
…ユウトって柴犬みたい。
ユウトはキョウに似てふわふわしてて可愛い感じだけど、キョウとは違って失礼じゃないことがわかった。
失礼な雰囲気とか言ってごめんね、ユウト!
