突然の話になかなか、状況の整理ができない

ちょっと、一人で考えてくることに、みんな賛成してくれた


私は、我が家の中庭で座っていた

今まで、自分が望まないのに、容姿と、一条という名前だけで

レールに乗せられそうになった

何をやっても、認められなかった


今回、初めて自分の好きなことで、認めてもらえた

でも・・・・

やっぱり怖い



「さく?」

「蓮!」

「今考えてること、吐き出せ!」

はー蓮にはお見通しかー

「・・・今まで、容姿とか一条とかそればっかりで、自分が認められた

ことがなかったでしょ・・・・はじめてだから・・・自分が大好きな事で

認められたの・・・」

「それで?」

「うーん。正直嬉しいのと、怖いのが半分コ・・・本当に大丈夫って?」

「俺サーさくのしたいようにすればいいと思う。でも、さくが認められ

頑張る世界で、また一条とか容姿とかでるのはしかたない。人生、

隠れて過ごすわけにはいかないからなっ。でも、好きなことなら

気合で乗り切れ。それだけの、覚悟を持って頑張んなきゃな

もちろん、俺もサポートするしみんなもいるし。俺だって、松平で

若様なんてやってんのも、要は、舞台が好きだからなんだ」

蓮がかっこいいーよ

「ありがと。そうだよね。雲も写真も好きだし。折れそうになったら

蓮に泣きつく!よーし、決めた!写真使ってもらうよ!!」