超能力的生徒会 in 蝶野学園 【番外編】

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「いっや~!楽しかったね~」

「本当だねぇ~。もう夕方ですよぉ」

「......疲れた」

確かに、疲れた。

あれ?
でも定番の観覧車は乗らないのかな?

「定番の観覧車は乗らないんですか?」

まぁ、私は乗らないけどさ。


「嫌いですから」

「あんなのアトラクションじゃないじゃない」

「つまんないわぁ~」

.....普通の女子とは違うんですね。
確かにアトラクションではないね。
それに景色を楽しむものでドキドキ感があるわけでもないし。

いや、私の場合、違う意味のドキドキ感...
あんなの、何時壊れて地上何十メートルがら落ちるか分からないじゃないか!

「帰るか~」

「「「そうしよう」」」

「はい。要にプレゼントです」

「え~...いらないよ~☆」

何気に要先輩に持ってきた資料を全部持たせていた杏樹ちゃんだった。






【遊園地編 終わり】