「じゃーねー」
ふぅ。
これでツッコまなくて良くなった。
カリカリカリ......
「えっと、杏樹ちゃん?」
「.......」
無言。
「おーい」
「.......」
ていっ!
私は指で杏樹ちゃんの肩をつついた。
「はっ!何でしょうか?結衣先輩。何か変なやつでも現れましたか!?」
「いや~...凄い集中力だなぁと思って。と言うか杏樹ちゃん、疲れないの?そんなに仕事ばかりやってて」
皆、遊んでいるのに杏樹ちゃんだけ仕事してて、
何かなぁ。
「疲れるも何も、先輩方が仕事を少しでも手伝ってくれれば、もう少し私も楽が出来るでしょうね」
そうだよね~...
「でも、まぁ、私は一番年下ですから、先輩達をサポートしていかなきゃダメですし、私はこれくらいの事しか出来ませんから。だから、私はこれが私の仕事、だから一人で全部やるんです」
.....何かこう、なんとも言えない気持ち。
まず、偉い!と言う気持ちもあるし、
罪悪感もあるし...
だって、何か杏樹ちゃんに押し付けちゃっているかんがあるしさ。
でも、
「たまには杏樹ちゃん、休みなね。無理はダメだよ」
「それは結衣先輩に言われたくありませんけどね。でも、分かりました」
何で私に言われたくないんだろうか。
でも、分かってくれてよかった。
カリカリカリカリカリ.....
う~ん。
何で何か書いている音が聞こえるのかなぁ。
「で、何で杏樹ちゃんはまた生徒会の仕事を始めるのさ!?」
「え?だって、この資料って明日までなんです。締め切りが迫っていまして」
「.....もしかしてその資料全部?」
「はい。だから、この日はダメって言ったんですよね...はぁ」
杏奈先輩!
ちょっとコレはマズかったんじゃないでしょうか。
これじゃあ生徒会の信頼度が低くなりますよ~。
あ!じゃあよく考えたら、生徒会の威厳を保たせているのは秀と杏樹ちゃんだけなんじゃないか。
だって、秀は全校集会とかでスピーチやったりしてるでしょ、
で、杏樹ちゃんは仕事全部やってるし...
まずいぞ!
この生徒会の人達、ダメダメだ!
「えっと、結衣先輩。一応、生徒会のメンバーは一人ずつ仕事を持っていますよ。ただ、あまり仕事が無いだけで。だからと言って、全部押し付けるのはやめて欲しいのですが」
へ~...
ん?
私は一つも仕事が無いのだが。
何故でしょうか。
ふぅ。
これでツッコまなくて良くなった。
カリカリカリ......
「えっと、杏樹ちゃん?」
「.......」
無言。
「おーい」
「.......」
ていっ!
私は指で杏樹ちゃんの肩をつついた。
「はっ!何でしょうか?結衣先輩。何か変なやつでも現れましたか!?」
「いや~...凄い集中力だなぁと思って。と言うか杏樹ちゃん、疲れないの?そんなに仕事ばかりやってて」
皆、遊んでいるのに杏樹ちゃんだけ仕事してて、
何かなぁ。
「疲れるも何も、先輩方が仕事を少しでも手伝ってくれれば、もう少し私も楽が出来るでしょうね」
そうだよね~...
「でも、まぁ、私は一番年下ですから、先輩達をサポートしていかなきゃダメですし、私はこれくらいの事しか出来ませんから。だから、私はこれが私の仕事、だから一人で全部やるんです」
.....何かこう、なんとも言えない気持ち。
まず、偉い!と言う気持ちもあるし、
罪悪感もあるし...
だって、何か杏樹ちゃんに押し付けちゃっているかんがあるしさ。
でも、
「たまには杏樹ちゃん、休みなね。無理はダメだよ」
「それは結衣先輩に言われたくありませんけどね。でも、分かりました」
何で私に言われたくないんだろうか。
でも、分かってくれてよかった。
カリカリカリカリカリ.....
う~ん。
何で何か書いている音が聞こえるのかなぁ。
「で、何で杏樹ちゃんはまた生徒会の仕事を始めるのさ!?」
「え?だって、この資料って明日までなんです。締め切りが迫っていまして」
「.....もしかしてその資料全部?」
「はい。だから、この日はダメって言ったんですよね...はぁ」
杏奈先輩!
ちょっとコレはマズかったんじゃないでしょうか。
これじゃあ生徒会の信頼度が低くなりますよ~。
あ!じゃあよく考えたら、生徒会の威厳を保たせているのは秀と杏樹ちゃんだけなんじゃないか。
だって、秀は全校集会とかでスピーチやったりしてるでしょ、
で、杏樹ちゃんは仕事全部やってるし...
まずいぞ!
この生徒会の人達、ダメダメだ!
「えっと、結衣先輩。一応、生徒会のメンバーは一人ずつ仕事を持っていますよ。ただ、あまり仕事が無いだけで。だからと言って、全部押し付けるのはやめて欲しいのですが」
へ~...
ん?
私は一つも仕事が無いのだが。
何故でしょうか。

