雅紀
『ジュース買おうと思って、
ポケット探ったら、
“1ー4”って書いた鍵が…』


雅紀
『ヤ、ヤバイっ、俺、どーしよ!?
どーしたら良い!?美桜、Help me!』


美桜
「とりあえず落ち着きなさい。
鍵は大丈夫。学校なんだから
スペアキーがあると思う。
だから雅紀、
明日までなくさないように
学校に持っていく、いい?」


雅紀
『う、うん』


美桜
「あと、一応学校に連絡!!」


雅紀
「分かった、また後で掛け直す!」



ツーツーツーツー…



里桜
「雅紀はやっぱり雅紀だわ」


慎也
「雅紀らしいね」


美桜
「絶対今頃、笑われてるよね」


里桜
「先生の間じゃ、そんな感じで
あの子は認識されてるからね」


美桜
「定期の事件か」


里桜
「そうそう、あれ(《朝から》参照)」


♪〜♪〜♪〜


美桜
「あ、きた」


里桜
「スピーカー、スピーカー!」


雅紀
『あ、もしもし?美桜?電話したぜ!』


美桜
「どうだった?」


雅紀
『ほとんど美桜が言うとおりだった』


美桜
「それで?先生の反応は?」


雅紀
『爆笑してた』


美桜
「でしょーね;」