「…………」 里桜 「駅員さんの冷たい目が痛い」 美桜 「だね。…あのさ、私ね?思うんだけど、 何でちょっとぐらい入ろうって、 思わないのかな?楽に取り戻せるのに」 里桜 「そう言うところは変に真面目だよね〜」 美桜は里桜の言葉に妙に納得して、 遠い目を雅紀に向けた。 これはとある冬の、 ―――…駅でのやり取り。 *END*