雅紀
「なに?そんなにビックリした顔して」


美桜
「えっ?どういうこと?」


美樹
「ただいまー!…あれ…?」



売店に行っていた
美樹、慎也、杞菜美が帰ってきた。



慎也
「だれ?雅紀に似てるけど親戚の子?」


杞菜美
「それより雅紀君は?」


雅紀
「なーに言ってんだよ!
俺はここに居るじゃん!」


美樹
「はいっ!?どういうこと?」


雅紀
「なにが?」


慎也
「女の子でしょ?君」


雅紀
「はぁ?」


里桜
「雅紀、コレ!」



里桜が差し出したのは鏡。


その中に雅紀の顔が写り込む………が、



雅紀
「えっ?女?」


鏡に写ったのは、自分と良く似た女の子。


顔立ちはあまり変わらないが、
髪が肩くらいまで伸びている。


雅紀
「は?…えっ?」



すぐに自分の身体を見るが、
目に入るのは女の体……。



――――――って




雅紀
「どーいうことおぉおぉぉ!?」