雅紀
「『外に出ました。外を見上げると――』」


美桜
「ハハッ!!!!」


雅紀
「え!?何!?どうかした!?」


美桜
「外見上げてどうするの!」


雅紀
「え!……あ!!本当だ!
確かに外って言ったな、俺!
うわ〜、しくじった…」


―――――――
―――――…


雅紀
「『外に出ました。空を見上げると…、
うわぁ〜!!』」



バサバサバサッ!!!!!!



雅紀 美桜
「「!?」」


雅紀
「み、美桜!今の見た!?
俺が『うわっ』て言ってクルッと回ったら
原稿が翔んでいったよ!
俺、魔法使えたよ!」


美桜
「アハハハハハッアハハッ!!」


雅紀
「スゲー俺!俺、スゲー!!」


美桜
「何?雅紀は風魔法が使えたわけっ?」(笑)


雅紀
「ヘヘン+凄いだろ!!」←


美桜
「いーなー!私、水魔法が使いたい!!」


雅紀
「ダメだよ。此れにはまず、
その事についてよく知らなきゃ
駄目なんだから!!」


美桜
「え?水のこと知らなきゃいけないの?
じゃあ雅紀は風のことを知ってるの?」


雅紀
「分かんないよ」


美桜
「何、それ(笑)」