パステル系の色合いに統一された部屋は、 まさに女の子の部屋で ドキドキした。 雪菜は 僕をベッドに座らせ、 自分は向かいの机の椅子に座った。 なぜだか いつもと同じような話をしてるのに、 いつもと違ってどぎまぎした。 そうしていると スッと雪菜が隣に座って、 じっと僕を見つめて、 「好き」と言った。 僕は何も言わず、 雪菜を抱きしめていた。