「やっちゃんの趣味こそわっかんないなぁ。あたし、あの先生になってから英語の成績がた落ちしたし。

なんていうのかな、根本的に無理!!」



「え〜?あたしはたっちーになってから英語めちゃ上がったよ?それに、このクラスのほとんどがたっちーファンだし」


「あたしは、なにがなんでも菅山先生ファンだから」


「あんた、学級委員だからたっちーと話す機会も断然あるだろうに……なんでたっちーのよさがわかんないかなぁ?」


「あんな不良教師、あたしは認めないの」


「変なの〜」


そういいながらやっちゃんは、机の端に『変な子』と落書きをして笑った。



だれが変な子だよっ!失礼な!

落書きはもちろん次の授業が始まってから速攻で消した。