だって、明らかにさっきまで、ここに座っていたし。


……そういえば、菅山先生はここで誰と電話で話していたんだろう。



……ま、いいか。


俺は、鍵を持つと荷物を持って屋上からでていった。





ガーチャンと重たらしい音をたてて閉まっていく扉。


ギィギィと鳴らして楽しむ廊下の音。


さ、コレを菅山先生に渡して、サッカーだ。





今日こそは、シュートを決めてやる!!!