海斗『なんで??』



雛『えっ?!』






海斗『約束したよね!?達也の所に1人で行かないって!!!』





雛の顔の横には、海斗の手があり、動けない……




雛『だって、!!海斗は駄目って言っても、達也くん悪い人じゃないもん!!』






なんで海斗はそんなに嫌いなの?
達也くん好い人だよ??





海斗『なんであいつの気持ち分かんないの?!!!あんまり、いい加減な事するなよ!!お前のそんな行動に、俺もあいつも傷ついてんだよ!!!』





なんで?何言ってるの?
達也くんの気持ちって何?


雛は、ここにいちゃいけないの??




なんで、ちゃんと理由言ってくれないの???







涙が込み上げてきた



雛『ヒック…………グスン………………グスン』




海斗は、ため息をつきながら、手をのけて言った




海斗『なんでも、かんでも泣いたら済むと思うな!!今の、お前は好きにはなれない』





そう言って、海斗は雛をほって去って行った。







雛は、路上にしゃがみこんだ