でも、会社までは、ほぼ一本道だし、毎日通っているのだから
道を間違えるはずないし、でも、じゃあここはどこだというのだろう

道路もアスファルトじゃないし、少し
原始的な感じの道路になってる


マジで、ここはどこ?


不安で一杯のあたしは、とりあえず、このまま車を走らせていくことにした

ただの、工事中かもしれないし・・・



でも、前に進んでも、目的地の会社には着かなかった


あたしはまだ、夢を見ているのだろうか



そこに、人影が見えた


天の助けだ


「おはようございます」


あたしは、声をかけてみた


でも、あたしの姿を見るなり、悲鳴をあげて逃げていってしまった


あたしは、心の中で
(なぜ?)と呟いた