そんなことをしているうちに、授業は終了。 材料は全部家にありそうだから、 日曜日はシフォンケーキの試作をしよう! 「一週間終わった―!」 ぐーっと伸びをして、手をおろす。 と、誰かに当たった。 「あっ、ごめん!」 謝りながら相手を確認。 隣の席の夏目瞬(ナツメシュン)くんだった。