午後の授業は、ボンヤリしていたせいか あっという間に終わった。 「南かえろー」 「うん」 三年になって、あたしと加奈子は部活が終わり 午後は暇だから毎日のようにうちで話している。 「今日も家くる?」 「行ってあげないと、あんたがかわいそうだからね」