「で、返事聞かせてくれるかな?」 「ええ・・・と。 ごめんなさいっ!!!!」 風間くんの余裕の笑顔に向かって あたしは思いっきり頭を下げた。 「え…。ちょっと南さん。 俺が…告白したんだよ?この俺が」 「うん。ごめん。ムリ」 あたしはそれだけ言って、席に戻った。 だから、風間くんの一言は耳に入らなかった。