な、何を言っているんだこの会長。背徳感とか…絶対に変態だ。
「会長、それはマジでやめてください。困ります。執務に悪影響が出ます」
「んなの関係ねぇから。仁にはオレから言っとくし、氷奈は説得出来るしな」
「そういう問題じゃないんです!…ってか会長!もう手当終わったんならさっさと体育館に戻ってくださいっ」
「ヤダね。オレ、初音と一緒にいたいから」
「あたしは一緒にいたくありませんから」
またこの会長はサラッと口説き文句を言ってる。いい加減そういうのやめた方がいいと思う。
「とにかく!あたしはもう大丈夫なので、会長は戻ってくださいっ」
あたしはぐいぐいと会長の背中を押して保健室から追い出そうとする。
「はぁ?この俺様が介抱してやったのになにその態度。
…イラつく。」
「あたしは一言も介抱してくれと頼んでませんから。さぁ出てってください」

