毒舌な彼女とオレ様な彼



「まぁいいか。じゃ、会議始めるか。


大翔、起きろー」


江藤くんが会長を叩き起こしてやっと会議が始まったのだった。




* * * *



会議が終わったときは辺りはもう真っ暗な闇の中。他の三人は既に帰ってしまった。


「くぁあ…。あーマジだりぃ」


大きな欠伸をした会長はボリボリと頭を掻いている。


「寝てたのにどうして怠いんですか。意味不明ですよ会長」


あたしは生徒会室の鍵を閉めるために残っていたのに…会長も何故か残っていた。


「だりぃモンはだりぃんだよ。誰かさんみたいにいつもいつも真面目にしてたら身体がもたねぇしな」


「それは例外です。会長の身体は可笑しいんですよ、決定的に」


あたしは含み笑いをしながらそう返す。


「どこがだよ。みてみろこの力こぶ。バリバリ筋肉あるだろ」


「そういうことではありません。


ただ誰かさんみたいにいつもいつも遊んでいるから身体が疲れるんだと言っているんです。


少しは自分の身体を休めたらどうですか、会長」


「なにオマエ。オレのこと心配してくれてんの?」


「いえ。むしろ倒れて欲しいですね」


「ぜってー倒れねぇ。断じて。」


「ふっ、精々頑張るんですね」


あたしはそう言って鍵を閉める。


会長は「なんだソレ」と言いながら床に置いてあったドッサリあったあたしの荷物を持ち上げた。