「お前らは平気なのか?この男が冬斗を殺したのに!!」



 そう言えば誰かが味方になってくれると思ってた。でも違う。



 「そしたら殴っていいのか?・・・殴っちゃダメだろ!」



 「総長もその男と一緒になっちゃいます!そんなの嫌です!」



 あぁ・・・そうか。私は馬鹿だ。言われて気づくようじゃ・・・総長失格だ。



 「・・・ごめん」



 「俺らだって悲しいよ・・・悔しいよ!」  




 そだろうね・・・。



 そこで私は意識を手放した。