ドスッ!
「いたーい!もう、誰?」
急に頭に重いものがのしかかった。
「俺だよ!俺!」
ん?なんか聞き覚えのある声のような〜?
「名前を教えて?」
恐る恐る聞いてみた。
「浩輔だよ!忘れた?」
「もしかして、こうちゃん!?」
「そうだよ♪」
何でここにこうちゃんがいるんだろう。
「俺もここの生徒だぞ」
「こうちゃんならトップレベルの高校に行けたんじゃない!?」
「まぁな」
美夜はバカなのか!?それとも鈍感?俺がわざわざこの高校を受けたのにはちゃんとした理由があるんだよ…
「どうかした?」
「いや、なにも」