今日は帰らなくてはいけない。

明日からまた仕事が始まる。


『ずっと一緒に居たい』


そう思っても時間は過ぎていく。


あっと言う間に
帰る時間になってしまった。

翔に送られながら
私は家についた。

「また暫く会えないね…」
「だな……あっ」
「どうしたの?」
「これ持っといて」

そう言って渡されたもの
それは指輪と合い鍵だった。

「これ…」
「ペアリング。いつか本物渡すから其れまではこれで//」
「うん、ありがとう///」

嬉しくてたまらなかった。
こんなに幸せでいいのか…。
そんな事まで思ってしまうぐらいに。