3日も同じ事を繰り返した
メールを送ったり
電話したり…

《♪♪♪~》
やっとメールが返ってきた。
「何はなすと?」

「何で別れるの?ウチの事嫌いなの?」


もっと言いたいことあった…
けれど出てきて言えたのが
これだけだった…。


《♪♪♪~》
「嫌いじゃない…ただ彩華が辛いときとかにそばに居れないのが嫌なんだ…」


悲しさと嬉しさが混ざった。
嫌われたから
別れ話言われたと思っていた。
違った。
私の事を思ったからだった。


「いいよ、それはウチだって一緒でしょ?今は離れててそばに居れないけどいつかは一緒に居れるようになるから、それまで2人で頑張ろ?」


本当にそのままだ。
翔が辛くても
苦しくても
寂しくても
近くに居ることが出来ない…
それが一番辛かった…


《♪♪♪~》
「彩華はこんな俺で本当にいいと?」

「いいに決まってるじゃん。ウチ、翔の事が大好き過ぎてどーしようもないよ…」

《♪♪♪~》
「ありがとう。俺も好きだよ」


本当に嬉しかった。

この事で
もっと絆が深まった気がした。