「沢渡先輩〜!今日は何を読んでいるんですか?」
「なんじゃこれ??英語だし…全然読めない」
「当たり前です。尾河さんには、これがいいんじゃないかな??」
と差し出されたのは子供向けの絵本だった。
「先輩ヒドイ〜!!私は子供じゃないんですからね!!」
ブツブツ文句を言いながらも、先輩の隣で絵本を読み始める。
……クスッ。
と笑いながら本を読みだす沢渡先輩!!
優しい風が白いカーテンを揺らしながら図書室に入り込む。
今は沢渡先輩の隣の席は、私の特等席です!!
大嫌いだった暑苦しい夏も……
活字だらけの本も……
今の私には先輩がいるだけで好きになれそうです。
まだ私は先輩の友達として特等席にいるけど
ぜったい先輩の彼女として、この特等席に座ってみせる!!
…だから、覚悟してて下さいね!!
大好きな沢渡先輩!!!
−−END−−
「なんじゃこれ??英語だし…全然読めない」
「当たり前です。尾河さんには、これがいいんじゃないかな??」
と差し出されたのは子供向けの絵本だった。
「先輩ヒドイ〜!!私は子供じゃないんですからね!!」
ブツブツ文句を言いながらも、先輩の隣で絵本を読み始める。
……クスッ。
と笑いながら本を読みだす沢渡先輩!!
優しい風が白いカーテンを揺らしながら図書室に入り込む。
今は沢渡先輩の隣の席は、私の特等席です!!
大嫌いだった暑苦しい夏も……
活字だらけの本も……
今の私には先輩がいるだけで好きになれそうです。
まだ私は先輩の友達として特等席にいるけど
ぜったい先輩の彼女として、この特等席に座ってみせる!!
…だから、覚悟してて下さいね!!
大好きな沢渡先輩!!!
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