☆Kirari☆

私は、沢渡先輩に一目惚れしてしまった。


最初は嫌な奴だと思ったけど……

あんな顔して笑うなんて……



私の頭の中は、沢渡先輩でいっぱいだった。


私は窓際で、涼みながら先輩をチラッと見ては顔を赤くする。




−−ドキドキ−−


と胸の鼓動が、もの凄い速さで波打つ。


真剣に勉強をしている先輩が格好よく見えて、ドキドキが止まらない。



沢渡先輩が私の視線に気付いたのか、たまに顔を上げる。
すると、視線が合ってしまい私はとっさに違う所を見る。


私たちは、その繰り返し……