淡々と授業も進み残るは帰りのHRのみ






後ろを見ると楽しげに話す雅哉と愛華。






いつのまに仲良くなったんだ?





雅哉のフレンドリーさに尊敬する。





と、そのとき聞こえてきた会話。




「え、なに愛華って家俺らの近くじゃん!一緒に帰ろうぜ」




「いいの?」





「当たり前だろ」





....。





中学のことから一緒に登下校してきた



俺の意見は聞かねぇのか?


あのばか。







「おーい!隼斗!今日から愛華も一緒な!」





まぁ、いーけどさ。





肯定の意味も込めて雅哉に頷く。






するとニカッと嬉しそうに笑った。