次の日……。




「…初日は不甲斐ない結果に終わったけど…」




4年もブランクがあるんだ!










がんばろう。




ずっと逢いたかった咲也くんが、

こんなにも近くにいるんだから。



「勇気、分けてね。」


私は、お守りとして持ち歩いていた咲也くんと文通していた頃の手紙を手に握りながらそう呟いた。