事を重く見た国連は、国連軍を現地に派遣。パラケルフィアの技術を応用し、兵器は全て使用可能となっている輸送機の内5機を中国に向かわせた。そこで国連軍の兵士が目にした光景。それは、パラケルフィアが人々を蹂躙し、街を焼き払い、そしてそれに加わる中国軍の兵士達であった。全電子機器が使用不能となっている今、使用できる兵器は国連が保有している。中国軍が兵器を使用できる筈がないのだが、現実目の前で中国軍は人々を惨殺している。この事から国連軍は今までの怪事件を中国が起こした事と断定。中国に対して攻撃を開始したのである。2日間の長期に渡る戦闘の末、なんとか国連軍は勝利した。だが、パラケルフィア大隊の3倍に相当する兵力を派遣したにも関わらず、帰還したのはたったの2%であった。沈黙したパラケルフィア大隊の内の数機から回収したレコーダーを解析すると、そこには奇妙な物体が映し出されていた。国連軍はこれを奇妙な地球外物質、通称semと名付け、それを生み出したであろう中国との戦争を開始したのである。中国の兵力は圧倒的で、世界中の軍隊がこの戦争に参加するのに、それほど時間はかからなかった...