現地に調査に向かったパラケルフィア大隊が本部へ帰還していた際の出来事であった
CP(コマンドポスト)「CPより大隊長。状況を報告せよ。」
大隊長「....」
CP「どうした?こちらCP。大隊長応答せよ。こちらCP。大隊長応答せよ。」


CPがいくら呼びかけても、ブラボーリーダーからの応答はなかった。それだけではない。パラケルフィア大隊全機が、中国陸軍基地とは違う方角へ進路を変更したのだ。砂漠を抜け、都市にたどり着いた大隊。
CP「何をしている大隊長!寄り道は許可していない!早急に帰投せよ!繰り返す!早急に帰投せよ!」
大隊長の乗る機体が、その瞬間揺らいだ。
パラケルフィアに内蔵されたレーザー兵器を放ったのだ。
まるでそれを合図とするかの用に大隊の全機体がレーザーを照射し始めた。中国の主要都市が壊滅するのに、3日もかからなかった。