「こちらアリス!ヴィルフリート大尉応答せよ!」
アリスが無線でそう呼びかける。
「こちらヴィルフリート。感度良好、何があった。」
「現在大多数の敵勢力と交戦中。長くは持ちそうにありません。最上階の司令室の側壁を私の合図で破壊してください。雛菊に緊急搭乗します。」
「了解。こちらは貴官らの搭乗の援護の為合図があるまで周りの敵を片付けておく。」
「了解しました。常時回線はオープンにしておいてください。」
千里達は司令室の中で奮闘する。
もともとそう広くはない施設だ。逃げ場はない。
「全員、走る準備をして。敵のど真ん中を突っ切るわ。白燐手榴弾を使うわ。」
アリスは2つほどの白燐手榴弾のピンを抜き押しかける大群の中央に投げつけた。
「ヴィルフリート大尉!今です!北東の壁を破壊してください!」
同時に手榴弾が爆発する。
大群には文字通り穴が空いた。
周りの個体も炎のせいだ穴を埋められない。
その隙をついて全員が駆け出した。
同時に轟音が響き目の前の壁が崩落する。
「全員!飛び降りるわよ!」
千里達は司令室から飛び去った。
瞬間にアロイスの雛菊がそれを受け止める。
そのまま千里達はアロイスに送られ各々の雛菊に再度乗り込んだ。
「雛菊で人間サイズの敵を相手にするのは気が引けますが...やるしかないんですね。」
「オルガ、後でゆっくり話を聞かせてもらうわよ!」
千里とアリスの声に呼応するかの様に、4機の雛菊が躍動する。
雛菊の対人兵器を使用すれば建物内の敵は簡単に一掃できる。しかし問題は先刻と比べて想像できない程のパラケルフィアの数だった。
「sem、計測不能!これは...旅団、いやそれ以上です!」
美穂が報告する。
「全員高度を取って!雛菊の対レーザー被膜を有効にしておいて!」
牽制しながら各機は上空へと昇る。
上空から地上を見下ろした時、全員の目が変わった。
数百、数千万ものパラケルフィア型semが、一様に1点に向かって集中しているのだ。その1点とは、先ほどまで千里達がいた司令塔であった。
アリスが無線でそう呼びかける。
「こちらヴィルフリート。感度良好、何があった。」
「現在大多数の敵勢力と交戦中。長くは持ちそうにありません。最上階の司令室の側壁を私の合図で破壊してください。雛菊に緊急搭乗します。」
「了解。こちらは貴官らの搭乗の援護の為合図があるまで周りの敵を片付けておく。」
「了解しました。常時回線はオープンにしておいてください。」
千里達は司令室の中で奮闘する。
もともとそう広くはない施設だ。逃げ場はない。
「全員、走る準備をして。敵のど真ん中を突っ切るわ。白燐手榴弾を使うわ。」
アリスは2つほどの白燐手榴弾のピンを抜き押しかける大群の中央に投げつけた。
「ヴィルフリート大尉!今です!北東の壁を破壊してください!」
同時に手榴弾が爆発する。
大群には文字通り穴が空いた。
周りの個体も炎のせいだ穴を埋められない。
その隙をついて全員が駆け出した。
同時に轟音が響き目の前の壁が崩落する。
「全員!飛び降りるわよ!」
千里達は司令室から飛び去った。
瞬間にアロイスの雛菊がそれを受け止める。
そのまま千里達はアロイスに送られ各々の雛菊に再度乗り込んだ。
「雛菊で人間サイズの敵を相手にするのは気が引けますが...やるしかないんですね。」
「オルガ、後でゆっくり話を聞かせてもらうわよ!」
千里とアリスの声に呼応するかの様に、4機の雛菊が躍動する。
雛菊の対人兵器を使用すれば建物内の敵は簡単に一掃できる。しかし問題は先刻と比べて想像できない程のパラケルフィアの数だった。
「sem、計測不能!これは...旅団、いやそれ以上です!」
美穂が報告する。
「全員高度を取って!雛菊の対レーザー被膜を有効にしておいて!」
牽制しながら各機は上空へと昇る。
上空から地上を見下ろした時、全員の目が変わった。
数百、数千万ものパラケルフィア型semが、一様に1点に向かって集中しているのだ。その1点とは、先ほどまで千里達がいた司令塔であった。
