「えぇ、確かに。 ですが「ならば私の孫はどうですか?」 宮園さんはおいと言って一人の女性を呼んだ。 「孫の百合です。 百合、挨拶をしなさい。」 彼女は顔を赤らめながらもじもじしていた。 「は、初めまして。 宮園百合と申します。」 だから俺には茉央がいるんだって。 でもとりあえず笑顔で挨拶ぐらいはしとくか。 「初めまして。 日向春樹です。」 「ホッホッホッ、若いっていいな。 ではあとは二人で。」