「ハハハ、教えて欲しいか?」 「はい!」 ぷっ、単純な奴だな。 まるでご主人様に遊んでもらいたい子犬のように喜ぶ茉央。 こういう素直なところがまた可愛いんだよな。 だがこの可愛さをさらに見たい俺。 「ただでは教えられないな。 茉央が俺にキスをしてくれるなら教えない事もないが。」 「それだけは遠慮しときます。」 「そう言うと思ったよ。 だが…。」