部屋を出るとスーツに身を包んだ副社長が立っていた。 「すみま………。」 やばい。 あまりのかっこよさに見惚れてしまった。 「おい。」 「す、すみません。」 頭を下げて謝るが返事がなかったので顔をあげると副社長は私の格好を上から下まで見ていた。 そんなに見られると恥ずかしい。 「やっぱりこの格好似合ってませんよね。 わざわざ準備していただいたのになんかすみません。」 何も言わない副社長。 ちょっと何か言って下さいよ!