「何もありませんよ。」 「嘘ついてるわね。 貴方って嘘つくの下手くそでしょう。」 私木原茉央は小さい頃から嘘をつくのが苦手でいつも見抜かれていた。 「さぁ、白状しなさい。」 おぉ、次は刑事ドラマみたい。 って感心してる場合じゃない! 「実は昨日ーー。」 「まっ!そんな事があったの!?」 「はい…。 でも私は遊ばれてるんですよ。」