頑張りの結果キスされる事なく無事に日向邸へと到着した私達をむかえたのは日向邸のメイドの人たち。 うぅ…、流石にまだなれない。 「茉央ちゃ~ん!」 「あっ、お姉きゃっ!」 「会いたかったよ~。」 ぎゅっとお姉さんは私を抱きしめる。 く、苦しい…。 「姉貴、茉央が苦しがっているだろう。」 その言葉に抱きしめるのをやめたお姉さん。 「ごめんなさい。 でも茉央ちゃんに会いたかっただもん。」