茉央、シャワー浴びてこい。 そこの扉だから。」 「えっ、は、はい…。 でも…。」 「でも?」 服とか何もないし、どうしよう。 「服なら姉貴のがあるから後で召使に頼んどくよ。 だから安心しろ。」 「えっ、はい。」 春樹さんに見破られていたなんて…。 てか、部屋にシャワーって…。 _____…… シャワー室を出ると真剣な顔で資料に目を通す春樹さんがいた。 「あ、あの、春樹さん、上がりました。」 「あぁ。」