「茉央?」 「あっ、はい?」 「『はい?』じゃ、ねえよ! さっきからずっと呼んでんだから。」 「えっ!すいません…。」 全然聞こえなかった。 春樹さんの声が聞こえないほど私いろいろ考えていたってことだよね…。 本当にすいません、春樹さん。 「父さん達、リビングにいるみたいだから行くぞ。」 「はい。」 あ~、私ついに春樹さんのお義母さんに会うんだ…。 春樹さんの家に入るだけで緊張してたのにお義母さんに会ってあまりの緊張に話せなかったらどうしよう…。