でもそんな社長がなんでこんな普通の家に住んでんだ? 「すまない待たせて。」 そこに現れたのは当然のごとく何度もパーティーなどで見た事のある人物だった。 「あれ? 君は確か…。」 「こんにちは、日向春樹です。」 「あっ、そうだ。 で?日向グループの次期社長がなぜ家に?」 「お、お父さん、実は私けっ「…」 おいおい、先に茉央が言ったら俺がここにいる意味ねえじゃん。 「木原社長…いや、お父さん! 娘さんと結婚させて下さい!」 「「!…」」 俺の突然の申しだてにびっくりする木原社長と社長夫人