「仕事なら大丈夫だ。 ちゃんと上司には言ってある。」 「副社長がですか?」 「あぁ、ごゆっくりって言ってたぞ。」 …せ、先輩…。 でも私がいなくて人手足りるかな? 「それより俺は」 「きゃっ!」 仕事の事を心配していた私を副社長は抱きしめた。 「早く茉央とこうやって二人っきりになりたかった。」 ボッと音をたてるかの様に私の頬は赤くなった。