さて、どこから探すかな。





茉央の行きそうな所は...




やべぇ…何もうかばねえ。





「見てられないは。」




ん?





「母さん!」




「木原さんならきっと外にあるカフェにいるはずよ。
あの子悩みがある時はいつもそこにいるから。
まったく、春樹ったら木原さんの事を知らなすぎるのよ。」





確かに、俺は茉央の事をあまり知らないかもしれねえ。





「母さんありがとう。
こっから自分一人でするから。」





「これ以上は何もしないわよ。
健闘を祈ってるわね。」




「あぁ。」




俺は走ってカフェに向かった。