「はっ?」 「だから私は副社長の玩具じゃないんです!」 そう言って去ろうとしたけど副社長に腕を掴まれてできなかった。 「離して下さい。」 「誰が嘘つきだって?」 「だからさっきから副社長って言ってるじゃないですか! もう、嫌なんです。 こんな思いをするのは…。」 私は力いっぱい腕を振って走った。