あたしを思ってしてくれたことだし・・・

仕方ないかな・・・

「あ、このことだれにも言っちゃダメだよ。俺、クビになっちゃうから」

「大丈夫です」

「はぁ・・・よかった」

安堵の溜息をついたようだった

「マジでよかった・・・」

まったく、そんなに?

まぁ、部屋に入れちゃったし、もう手遅れだったし

当たり前かな?

「まぁ、ゆっくりして」

「はい」

コーヒーが出てきた

出してからすぐに

「あ、眠れなくなる?」

って聞いてくる

・・・それぐらい、何とかなります。1日ぐらい寝なくたって大丈夫です。

心の中で突っ込みを入れてると

「ご飯まだだったね」

キッチンへ入って行った