だいっきらい。やっぱだいすき。

―――――――愛――――――


涼…。


ひどいよ…。



浮気するなんて…。


でもあたしも最低だ。


亜樹が新しい1歩をふみだしてるのに

同じひとをすきになるなんて…。


どうしよう…。


あたしがあきらめるしか…。


2人で頑張るっていう選択あり?


いや、無しだよな…。


とりあえず亜樹にはだまっておこう…。






あたしも負けないでがんばる。


そう思えたのはこの恋が初めてだから。



友達と好きなひと、どっちが大事?


そんなの知るもんか。



これは女の意地だもん。



負けないよ。


亜樹。














このとき、ちゃんと亜樹に言ってれば


一緒に頑張れたのかな?


辛い想いをせずに済んだのかな?



わからなかった。