休み時間。
「おい!どういうことだよ!」

やっぱりな。
来ると思った。

「なにが?」
「宮崎と一緒にいたんだろ!?」
「あたりまえじゃん。友達なんだから。」
『友達』といったら鼻で笑われた。
「友達?笑わせるなよ。」
「別に笑わせてるつもりはありませんが?」

「お前、ほんとにバカだな!」
は?
「この世に『友達』なんてのは存在しねぇんだよ!」
・・・いかれてる。
こいつも、まわりにいる取り巻きも。