一時間目がはじまってようやく見つけた。

「ごめん!あたしのせいで・・・!」
「いいよ。」
絶対よくないのに!
良子が寂しそうに言う。
「・・・誰かそばにいてくれないかな。」
あたしは良子を抱きしめつぶやく。
「ずっとそばにいるよ。」