届かない想い



やっと着いた‼

『たくさん人がいる〜‼
わぁーリンゴあめだぁ‼食べよう〜』

空は大はしゃぎで走って並びに行った。


弘樹…来てないかな。


辺りを探した。

けど、人が多すぎて分からない。


『早くー‼』
空が手をふって呼んでいた。


うちも走って、行った。


まさかいるとは思わなかった。


隣のラムネ売り場に友達と楽しそうに
並んでいた。


いた…。

空も
良かったねという顔をしていた。


気がついたら、いなくなっていた。


あれ??帰っちゃったのかな…。


探しながらも歩いて回っていたら、
いた。
でも、すれ違いのはずだったが。

私を避けた。


目も合わせてくれなかった。


その時の顔はまるで別人のような顔だった。
怖かった。

本当に、嫌われてしまった。

もう、どうしようもない。

来なければ良かった。そう思ってしまった。