《続編》ボクは誰?

「雅史。過去を振り返ってるあたりが、おやじくせー!!(笑)」


「ひっでーなー!俺、高橋と同じ歳じゃん!」


「いや、精神年齢がすでにおやじになってるし。(笑)」


「んー。大学では年上ばっかりだしなー。」


視線を感じて、

雅史の顔を見てみた。

雅史はボクをじーっと見つめている。


「ん?なんだ?」


「何でもねー。」


「何だよ、それ。」