《続編》ボクは誰?

そういえば、

雅史とこうして会うのは、

居酒屋で雅史に、

キレられて以来だ。


「あ。」


思い出したように、

雅史が、

沈黙を破った。

おかげで、

張り詰めた空気が、

少し和らいだ。


「これ、食うかと思って。」


箱を見たら、

ケーキが入ってた。

しかも、

ピースではなく、

ホールケーキだった。