《続編》ボクは誰?

お母さん、

やっぱりダメだ。

入れない。

あの日、

家を出た時に決めたんだ。

ボクはもう、

実家に戻らないって。


「何やってんだ?」


懐かしい声が耳に入った瞬間、

ボクは硬直してしまった。

背後にいる人が、

誰なのかはわかってる。

だからこそ、

後ろを振り向けなかった。