《続編》ボクは誰?

ふと、

窓の外に目をやった。

オレンジ色の太陽と、

薄紫色の雲が、

絶妙なバランスできれいだった。



女性としてのボクが、

こうして、

きれいな夕焼けを見るのも最後。


「お母さんね、有希に何もしてあげられなかったから、最後に夕食だけでもって思って、一生懸命作ったの。食べてくれる?」


いつでも味方でいてくれた、

お母さんの言葉は、

震えていた。



お母さん、

泣かせてごめん。